皆さまへ
2019年末に中国で新たに発生した新型コロナウイルス感染症は、2020年には日本でも感染が拡大しました。学校が休校となり、イベントが中止となり、外出が出来なくなりました。
桐生市でも、デイサービスでのクラスターが発生し、コロナに感染した人や医療従事者への誹謗中傷がありました。
2021年1月、有志を募り、「シトラスリボンプロジェクト in きりゅう」を立ち上げました。
活動を続けるうちに、少しづつメンバーとなってくれる方も増え、赤い羽根共同募金から活動資金も頂きました。
2023年5月に新型コロナウイルスは5類の位置づけとなりました。
確かに、新型コロナウイルスに感染した人への誹謗中傷はなくなりました。
しかし、たくさんの方がリボンをつけてくれたことは、その時期には人々に共通の「想い」があったからで、その「想い」は、新型コロナウイルスに対する恐怖・感染者への偏見がなくなったとしても、地域には必要なものではないでしょうか。
シトラスリボンプロジェクト in きりゅうの活動の主旨は「新型コロナウイルスの感染者や医療従事者への差別・偏見をなくそう」そして「みんなが心から暮らしやすいまちを」でした。
『私たちの住む地域が、お互いに思いやりの気持ちであふれる「ただいま」「おかえり」と言えあえる街でありますように。』
その願いは、今も変わりません。
まだ、時々シトラスリボンを身につけてくれている方も見かけます。
そんな活動の理念は生活や仕事に継承しつつも、社会情勢を鑑み、シトラスリボンプロジェクト in きりゅうとしての活動は、休止符を打ちたいと思います。
皆さま、当活動へのご理解・ご協力ありがとうございました。
シトラスリボンプロジェクト in きりゅう
代表 渡辺 幸恵

桐生市を「ただいま!」「おかえり!」と言いあえる街に。
愛媛県からはじまった「シトラスリボンプロジェクト」
当たり前と思っていたふだんの暮らしを揺さぶっている新型コロナウイルス。
たとえウイルスに感染しても、だれもが地域で笑顔の暮らしを取り戻せる社会に。
そんな「願い」をひろめていきませんか。
そう、ここ桐生でも。
シトラスリボンプロジェクトとは
コロナ禍で生まれた差別、偏見を耳にした愛媛の有志がつくったプロジェクトです。 愛媛特産の柑橘にちなみ、シトラス色のリボンや専用ロゴを身につけて、「ただいま」「おかえり」の気持ちを表す活動を広めています。
リボンやロゴで表現する3つの輪は、地域と家庭と職場(もしくは学校)です。
「ただいま」「おかえり」と言いあえるまちなら、安心して検査を受けることができ、ひいては感染拡大を防ぐことにつながります。 また、感染者への差別や偏見が広がることで生まれる弊害も防ぐことができます。感染者が「出た」「出ない」ということ自体よりも、感染が確認された“その後”に的確な対応ができるかどうかで、その地域のイメージが左右されると、考えます。コロナ禍のなかに居ても居なくても、みんなが心から暮らしやすいまちを今こそ。
コロナ禍の“その後”も見すえ、暮らしやすい社会をめざしませんか?
[引用]シトラスリボンプロジェクト from ehime

こんな活動をしています

考え方の普及啓発
シトラスリボンの考え方をご説明します

リボンの作り方講座
シトラスリボンの作り方をお教えします

活動の輪ひろげよう大作戦
シトラスリボンの結び方
みんなで作ろう、みんなでつけよう